発酵に取り憑かれた男、谷口さんの試食調理会に参加。
といっても真冬ということもあり発酵物は控えめで調理周りの試運転的な催し。
ラヴァ(セモリナ)のイドリは蒸すタイミングをちょっと失敗したということだが、外皮こそすこし蒸しあがりが不調なものの、ふわっとした食感はなかなか。
メドゥ ワダもサクッとしてふんわりで何個でもいけそうな軽い食感。
特筆すべきは舐めものとしてそのままいきたくなる、つけあわせのフレッシュココナッツを使った香るココナッツ チャトニ、大量の青唐辛子を煮溶けさせた辛みはないが旨みのあるグリーンチリ チャトニ、酸味と旨みのつまったトマト チャトニ。
そしてイドリ、ワダに連れ添う存在ながらシンプルでいてソリッドなヒン香るサンバルは単品でライスにもかけたくなるおいしさ。
生地の素材にもこだわるプーリは上質な小麦の香りが口中にひろがるネクストレベルで、あわせるポテトマサラは思わぬゲスト作のもの。
調理環境が違うので焼き具合には苦労しているところもあったがケララポロッタも香りと食感が嬉しく楽しくなる味わい。
取り回しなど不慣れなところも多々あれど、それも楽しくなるような雰囲気。
まだコマーシャルベースな活動ではないだけに、食材にかけるこだわりと熱量も半端無くこれからの活動が楽しみで、今なお研究の日々は続いているようです。
rava idli, medhu vada, sambar, coconut chutney, green chili chutney, tomato chutney, puri, potato masala, kerala porotta
タニグチ イドリ ショップ 2016年1月7日 @ 東京某所
Taniguchi Idli Shop 7 Jan 2016 @ Tokyo
コメントするにはクリック(タップ)
コメントをどうぞ