西大島に2017年12月新規開店したインド料理店ミナミキッチン。
その名の通りメニューは南インド料理が中心で厨房は南+北の2人体制(訪問時)。
新規開店早々その存在は知ったが、その後の店とはあまり関係のないインターネットでのやりとりを間接的に知ってしまい行ってみたいという気持ちになれなかったが、そろそろいいかなと訪問。
注文したのはディナーノンベジターリ、ライスを150円追加のソナマスリで(日本米、バスマティは追加料金無し)。
ターリの内容は、ラサム、サーンバール、カード、ピックル、プーリ(通常はチャパティ)、クートゥ(とメニューにはあるがポテトロースト?)、ミックスベジのポリヤル、チキンカレー(またはマトン)、アッパラム。
サンバル、ラサム、ライスはおかわり可(回数は不明)で、サラダが付いたりスープが付いたりすることもあるようだがこの日は無し。
ターリの印象を先に書くと、サウスパーク + ヴェヌス / 2というところ。
ナンディニほどティックでもなくルチラほどエレガントでもないなどと、あまり他の店の名前を出して比べるのはいい趣味ではないが全体に印象が残らなかった。
ただそれはターリに限った話で、厨房内で仕込んでいたパロタがかなり魅力的で頼んでみたら、ここ最近では一番のおいしさ。
オイリーさもありエアリーでもある生地の口に含んだときの感触はすばらしく、ノンベジアイテムのチキン、こってり目のオニオングレイヴィに辛さもしっかりのマトン(オーダーミスで頼んでいたのはマトンだったのであとから少しもらった)ともよくあった。
これでターリの印象がますます薄くなってしまったわけだが、ベジにしてもっと汁気の多い料理が出される日であればソナマスリの良さも感じられるだろうし、ホール担当の方は日本人の好みもよくわかっている(カードライスにしようと思っていたがライスのおかわりをしなかったので余っていたカードにハチミツを足してデザート仕様にしてくれた)ようなので、通えば通うほど良くなっていく気はする。
調理陣とも意思疎通のできる規模感で、おかわり時のサーンバールは初回サーブ時のものにアレンジを入れ(アレンジを無くし?)青唐辛子の辛みを足してくるなど、細かいところにもこだわりがありそうで、経営・接客・調理の各陣が噛み合ったら一気に高いところまで行きそうな予感のする店。
dinner nonveg set 1,500yen + sonamsoori rice opt 150yen
[mutton(or chicken) curry, sambar*, rasam*, poriyal, kootu, curd, appalam, pickle, (chapati→)puri, rice*, salad?, soup?]
* refill available
parotta 200yen, chai 300yen
(訪問:2018年2月)
ミナミ キッチン -オリジナル南インド料理-
東京都江東区大島4-13-5
Minami Kitchen -authentic south indian cuisine-
4 Chome-13-5 Ojima, Koto-ku, Tokyo, Japan
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